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様々な品種の米が交配されて誕生した「風さやか」

長野県が誇るブランド米「風さやか」は、様々な品種と掛け合わされて作られています。ここでは簡単にどのようなブランドが関わっていたのか見ていきたいと思います。

一番最初に8種類の米が関わっています。キヌヒカリ、北陸120号、奥羽312号、ふ系137号、農林22号、農林1号、空育129号、上育397号、これらのお米がまず用意されています。

キヌヒカリと北陸120号が交配されて北陸148号別名「どんとこい」になります。そして奥羽312号とふ系137号が掛け合わされて奥羽339号になります。そしてこの二つが交配されて北陸178号になりました。

農林22号と農林1号が交配されてコシヒカリになります。空育129号と上育397号が交配されて空育143号になり、この二つが交配して信交485号になりました。別名「ゆめしなの」と呼ばれるお米です。

そして北陸178号とゆめしなのが交配されて風さやかが誕生しています。交配を繰り返してこの美味しい味、特徴ある旨みが誕生していたのです。

お米の品種改良、交配はほかの米でも日常的に行われていることですが、どの米とどの米を交配し、さらに交配してできた米同士を交配することでさらに新しいお米を生み出すというのは、いわば作ってみないと味の予測が立たないものです。どんなに良い品種同士を掛け合わせていたとしても、必ず理想の味になるとも限りません。1種違うだけでも味は違ってきますので、そうした研究、交配を経て、長野のブランド米である風さやかは誕生したのです。

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