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ブランド米「風さやか」交配秘話から味の特徴について

長野県で作られたブランド米「風さやか」は、今は長野を代表するお米になっています。長野県の農業試験場でのお米の歴史というのはとても古くて、さかのぼる事明治30年と言われています。標高270メートルから1200メートルの場所で長野県では水稲栽培というのは実施されており、品種も色々とありました。これまでに様々な品種の交配を重ねてブランド米は作られています。

長野県産のコシヒカリを食べた事があるでしょうか。長野県で作られたコシヒカリはとても美味しいのですが、すべての場所が栽培できる場所というわけではありません。先ほど書いた標高の場所でしか美味しいお米が作られません。標高が高い場所で、寒さにも耐えられるように作られたブランド米、コシヒカリをベースにして作られたお米が長野では主に作られています。

そんな中で交配をスタートさせて5年目に、風さやかの交配は手ごたえがあったと言われています。平成12年に交配が始まったのですが、そこから手ごたえを育てている人達は感じ、育てやすくて収量もある程度多いというメリット、そして美味しさから、これはいけると多くの人が実感したようです。コシヒカリと比べるとそれほどの粘りはないのですが、食べてみるとわかるようにしっかり甘みや旨みが感じられますし、お米が冷めたとしても、電子レンジで温め直したとしても美味しく風味が落ちないというのが特徴です。風さやかは、コシヒカリに劣らないような品種としてデビューしました。

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