心の健康に効くギャバ(GABA)がたっぷり含まれた胚芽精米
最近、ギャバ(GABA)が注目されています。ギャバとは天然のアミノ酸である「γ-アミノ酪酸(Gamma-Amino Butyric Acid)」のことです。英語名の頭文字を撮って、GABAと呼ばれています。
ギャバは、ストレスの緩和やリラックス効果があるので心の健康を保ち、血圧の上昇を抑える物質として注目されています。ギャバはトマトやジャガイモのほか、発芽玄米などのお米にも多く含まれています。お米に含まれるギャバのほとんどは、胚芽と呼ばれる芽の部分に含まれています。一般的な精米では胚芽部分も取り除かれてしまうのですが、精米時に胚芽部分を残した胚芽精米なら、ギャバをはじめとするお米の栄養素をたっぷりと摂取することができます。このため、胚芽精米はGABA米とも呼ばれています。
胚芽精米にはギャバだけでなく、体作りに欠かせないビタミンBや、アンチエイジング効果が高いとされているビタミンE、腸内の環境を整える食物繊維などの栄養も詰まっています。
胚芽精米にふくまれているのは天然の成分ですから、安心して食べられます。日々の食事から無理なく栄養素が摂取できる、とても優秀なお米なのです。
胚芽精米は炊飯器で保温すると栄養価が低くなるので、1度で食べきれる量を炊くことをおすすめします。
お米を研ぐときに、優しく洗うのもポイントです。ごしごしこすると、胚芽がぽろりと取れたり、ビタミンが水に流れ出したりするので、軽く水で洗い流す程度がおすすめです。また、一般的なお米に比べて、給水に時間がかかるので、最低でも1時間以上は吸水させましょう。
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