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日本の米の品種を深く知る

日本の米の品種は平成29年度時点で何と560品種が登録されています。水稲、うるち米は440品種です。主食としてつくられているものが274品種もあるのです。

多く栽培されている品種は新潟県・茨城県・福島県が主産地の「コシヒカリ」、宮城県・岩手県・福島県が主産地の「ひとめぼれ」、熊本県・大分県・鹿児島県が主産地の「ヒノヒカリ」、秋田県・茨城県・岩手県が主産地の「あきたこまち」、北海道が主産地の「ななつぼし」、山形県・香川県が主産地の「はえぬき」、滋賀県・兵庫県、和歌山県が主産地の「キヌヒカリ」、青森県が主産地の「まっしぐら」、栃木県・群馬県が主産地の「あさひの夢」、北海道が主産地の「ゆめぴりか」。これが上位10種類です。(平成30年度)

米は、同じ品種であっても産地によって味が異なります。その理由は、栽培される土地それぞれの気候や土壌が大きな影響を与えているからです。さらには、肥料の与え方といった栽培管理、収穫から乾燥も味に影響を与えます。

米の名前に関しては、カタカナは国が育成した品種、平仮名は都道府県品種などと定められており、昔からあるイメージのお米にカタカナ・平仮名が多いのはこれが影響しているとも考えらます。しかし、1991年以降になるとこうした決まりが一切なくなり自由に名前を付けることが可能になったのです。

現在では新品種の名前を一般公募で名付けたり、品種の持っている特徴をわかりやすく表現する名前が付けられるようにもなりました。

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