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ご飯を食べると「痩せ体質」になるのはなぜ?

ご飯は太るから極力食べないという人もいます。しかし、ご飯はダイエットに最適な主食と唱える学者や医師も、多いのです。なぜ、ご飯はダイエットに適しているのでしょうか。

戦後、日本人の食生活は大くき変化しました。戦前までは、お米を主食として魚や野菜を食べていましたが、戦後になると食生活の欧米化が進み、肉や脂など脂質の高い食事が増えてきため、これが肥満の原因と考えられています。

炭水化物(糖質)のカロリーは、脂質の約半分しかありません。炭水化物のほかに、たんぱく質やビタミン・ミネラル類、食物繊維などさまざまな栄養素を含んでいるのも特徴です。脂質が少なく栄養が豊富なので、ダイエットに適しているのです。

さらに、脳の働きによって痩せやすい体質を維持する効果も期待できます。というのも、脳は糖質をエネルギーとしているからです。ご飯を食べずにいると炭水化物が不足して脳の満腹中枢が満たされず、必要以上に食べすぎてしまいます。

炭水化物が不足すると、脳は肝臓に貯蓄されたグリコーゲンをエネルギーにします。このとき、筋肉などにグリコーゲンを取られないように、「筋肉を使わない状態にせよ」と指令を出します。筋肉を使わないので疲れやすい、動きが鈍いという体質へと変化してしまうのです。

そして、それでもエネルギーが足りなくなると、脳は筋肉に含まれている物質を分解してグリコーゲンに変化させて摂取します。つまり、脳が筋肉を食べてしまうのですね。このような状態になると筋肉量が減り、体の動きがさらに鈍くなります。

その結果、太りやすい体質となり、頑張ってダイエットしても痩せない、疲れやすいという結果になります。脂質を減らしてカロリーを抑えるためにも、脳にしっかりと栄養を送って痩せやすい体質にするためにも、ご飯を食べながらのダイエットがおすすめです。

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