米という穀物とその加工品について
和食といえば米を想像する方も多いでしょう。古くから日本人の食卓に欠かせない存在である米は、日本で自給している穀物の1つです。穀物類の中でも、日本において自給できるものはそう多くありません。
そんな米は大切なエネルギー源で、米を主食としている国もたくさんあります。また、その国によって米を使った伝統料理や祭事に合わせた料理もあります。白米は、基本的に炊くことで「ごはん」として食べることが多いでしょう。そのほかには、お酢と合わせて寿司にしたり、炊き込んだりそして煮てお粥や雑炊として食べることもあるでしょう。さらには、加工品としても米はさまざまなものがあるのです。
例えば日本酒。これはお米の麹から作られています。先にも出てきたお酢も米酢というものがあり、お米からできた酒を入れることでお酢を作ります。また、お菓子として食べられているせんべいもお米を粉末状にした「米粉」をこねて伸ばし焼いています。この米粉はお菓子作りやパン作りの際に使う方も増えています。
少し変わったところで言うと「フォー」も米の加工品です。フォートはベトナムでよく食べられている米粉を伸ばして麺のことをいいます。同じベトナムでは春巻きの皮として使用をすることもよくあり、生春巻きは米の皮を使っているのです。こうした米の加工品を取り入れた食育料理教室を開ていいるところもありますので、楽しく学びたいという方は足を運んでみると良いでしょう。
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