こんなにある!お米に含まれる栄養素
ご飯といえば、炭水化物というイメージを抱いている人が多いかもしれません。しかしお米には炭水化物だけでなく、たんぱく質やカルシウム、ビタミンB類、食物繊維、鉄分などの栄養素が豊富に含まれています。
文部科学省の調査によると、お茶碗1杯分のご飯(150g)に含まれる栄養素は炭水化物が55.7g、タンパク質が3.8g、植物繊維が0.5g、マグネシウムが11mg、カルシウムが5mg、ビタミンB類が0.08gになどです。特に炭水化物・タンパク質・脂質といった三大栄養素のうち、炭水化物とタンパク質がバランスは良く含まれている上に植物繊維も摂取できるので、ダイエットに適した主食といえます。
ご飯とパン、パスタはカロリー面だけでみると、それほど差はありません。しかしパンやパスタは、バターやベーコン、ハムなどと一緒に食べることが多いので、どうしても脂質の摂取が増えてしまうというデメリットもあります。
また、ご飯のでんぷんの一部は、難消化性でんぷんといわれるものです。難消化性でんぷんは小腸で消化吸収されないため、食物繊維と同様の役割を果たします。
最近は精米されたご飯よりも、さらに多くの栄養素が含まれている玄米も人気です。精米されたお米に比べると、玄米に含まれるビタミンB1は4倍以上、食物繊維は約5倍、カルシウムは約2.5倍、ビタミンB2が約2倍も多いのです。健康と美容のために、玄米食を取り入れるのもおすすめです。
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