お米の単位の「石」や「合」は何kg?
お米は日本では、「石」や「俵」、「斗」、「枡」、「合」などの単位で量られてきました。これらは重さではなく、容積を基準とした日本古来の計量単位です。
その中でも、私たちにとって身近なお米の単位は「合」ではないでしょうか。家庭でご飯を炊くときは、人数や食べる量によって2合、3合、4合など、「合」という単位を基準に計量しています。
1合は重さで表すと約150g、容積では約180ccです。おおよその目安としては、1合のお米は2人分ととなります。お米を炊くときは、お米用の計量カップでお米を量りますが、専用の計量カップがない場合はどうすればいいのでしょうか。いくつかの方法がありますが、次の方法がおすすめです。
1つ目の方法は、計量スプーンで量る方法です。大さじ1杯は15ccです。1合は180ccなので、180/15=12。大さじ12杯分が、1合となります。
少ない量のお米を炊くときは計量スプーンを使うと便利ですが、何合も炊く場合は計量カップや紙コップを使うと便利です。カップ1杯は200cc、紙コップもすり切り1杯で200ccなので、カップ1杯よりもやや少なめにすればOKです。
もし厳密に量るのであれば、余分な20cc分を計量スプーンで取り除きましょう。大さじ1杯が15cc、小さじ1杯が5ccですから、カップ1杯のお米から大さじ1、小さじ1分のお米を取り除けば1合となります。
また、キッチンスケールで量るのもおすすめです。お米1合の重さは150gです。キッチンスケールで1合なら150g、2合なら300g……といように、重さを量れば簡単かつ正確な量を知ることができます。
この記事へのコメントはありません。