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日本で栽培されている主なお米の品種

世界で栽培されているお米は、主にジャポニカ種、インディカ種、ジャバニカ種の3つに分けられます。日本で一般的に使われているのは、粘り気のあるジャポニカ種です。

このジャポニカ種でも、コシヒカリやササニシキなど、さまざまな品種があります。一般的な品種の特長をみていきましょう。

まず、コシヒカリです。日本では最も多く栽培されている品種で、北海道や沖縄県を除く全国で作られています。その中でも新潟県や茨城県、福島県が、主な生産地として知られています。

「米の食味ランキング」でも最高評価の特Aに選ばれることが多く、日本人好みの品種といえるでしょう。粘りが強く、柔らかな食感、そして味が濃いのが特徴です。お米の味がダイレクトに感じられるおにぎりなどにもおすすめです。

2番目に作付け量が多いのが、ひとめぼれです。宮城県や岩手県、福島県といった東北地方産のものが有名ですが、北は青森から南は沖縄まで幅広い地域で作られています。ひとめぼれは1991年に、コシヒカリと初星を交配させた品種として誕生しました。粘りが強く柔らかな食感ですが、コシヒカリに比べて淡白な味が特徴。おかずの味をじゃましない、やさしい味わいです。

3番目に作付け量が多いのが、ヒノヒカリです。主に九州を中心に、中国・四国・近畿地方などで栽培されています。1989年に、コシヒカリと黄金晴を交配させた品種として誕生しました。

やや小さめの粒ですが、丸みを帯び粒に厚みがあるので、食感が良いのが特徴です。味と香りのバランスが良く、粘りがある中でも淡白な味わいで、どんな料理とも相性がバッチリです。丼物にもおすすめですよ。

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