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米の種類と特徴について

食育というと「食べること」を想像しがちですが、知識を得るということも大切です。ここではお米の種類と特徴についてお話しします。

茶色っぽい色の玄米はもみ殻を取り除いただけの状態で、精米をしてぬかや胚芽を取るとよく見る白い米になります。ぬかや胚芽が食べられないわけではなく、栄養価があるので一部を取り除いた分つき米や玄米を発芽させた発芽玄米、胚芽を残した胚芽精米というものもあります。赤飯やおこわ、お餅に使うものはもち米という種類です。

日本の米の種類をご存知でしょうか。「ジャポニカ米」という種類で、粘りや甘みがあることが特徴的です。噛むほどに米の持つ香りや甘みを感じられ、またどんな料理にも合います。おかずと交互に食べることで料理の味も混ざらずそれぞれを美味しく食べていただけるでしょう。

これとは別に細長くて粘りの少ないインディカ米というものがありますが、これはインドやタイ、中国といった多くの国で作られている種類です。スーパーなどで見かけることは少ない種類ですが、1993年の米騒動時には見かけることもありました。粘りが少ないのでカレーやスープをかけて食べたりピラフのように炒めて調理をすると美味しいと言われています。

少し特殊な種類ですと、香り米というものもあります。その名前の通り玄米に香りを持つ品種で、普通の米に1割くらい混ぜて炊くのが一般的です。海外の香り米として有名なのはタイのジャスミン米でしょう。稲全体から香るのが特徴的で特に開花中はその香りが一層強くなります。

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