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何気なく行う米研ぎが炊き上がりを変える

産地や品種によって味が異なる米。主食ですから好みのものを見つけたいものです。そして米にこだわるばかりではなく上手に米を研ぐとさらに美味しく食べられます。

必要な分量の米を分けたら水を加えますが、できればカルキ臭のないものが良いでしょう。そして手早く3回ほど底から混ぜたらすぐに水を捨てましょう。これはぬかの臭いを米に吸わせないためです。

水が切れたらいよいよ米を研ぎます。イメージとしては米をかき回すようにしてください。20回ほど力を入れずに同じ方向に混ぜると米割れを防ぐことができます。優しく研いだら再び水を入れて白く濁ったとぎ汁を底から軽く混ぜて捨てましょう。

悩みがちなのは、いったい何回ほど繰り返せばよいのか?ということです。水をためてとぎ汁を捨てることを2回ほど繰り返し合計3回程度の水の入れ替えが基本です。うっすらと米が透けて見えるくらいと覚えておくと良いでしょう。くれぐれも水が透明になるまですすぎを繰り返さないようにしてください。栄養素やうま味まで流してしまうことになります。もし、3回程度繰り返しても濁りが濃いのであれば追加で1回か2回ほど水替えをすると良いでしょう。

ポイントとしては古米であるほどしっかりと研ぐことです。そのことで美味しく召し上がっていただけます。逆に新米や精米したばかりの米は優しくてもじゅうぶんな美味しさを引き出せます。

食育の一環として子供たちに米研ぎを体験してもらうというところもあるほど大切なプロセスなのです。

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