同じ品種のお米はどこで作っても同じ味がするというのは間違い?
お米はどのようにして普段選んでいるでいますか。名前が知れている、聞いたことがある品種なら安心と思っている人も多いかもしれないのですが、名前が知られているから美味しいとは限らない事は知っていますか? 同じ名前のお米でも作られている場所によって実は違う味がしているのです。
お米の味というのはちょっとした環境の変化でも全く違うものになります。同じ場所で、同じ品種のお米といえば全く同じ出来上がりになると思いますか? 実は違うのです。全く同じ場所で同じように栽培して品種も一緒でも、実は味が違ってくるのです。それがお米の面白いところでもあり、選ぶ際に気を付けたいところでもあります。どこの田にあるのか、どのような環境の田にあるのかによっても違いがありますし、土一つとっても、農家の人にこだわりがあります。土にこだわっている農家もあれば、肥料にこだわりを持っている農家もあります。こだわりを持って育てればそれだけ味に違いが出てきます。
お米の味というのは実際のところ品種で違うというのはベースにありますが、それだけでなく、農家の、作り手の人によって違いが出るという事を覚えておいた方がいいかもしれません。お米にこだわりを持って選びたいのでしたら、選ぶ際も少しこだわりを持って、あちこち食べ比べをして、どこの農家のどの品種が一番口に合う、美味しいなどという事を調べていくのがいいでしょう。コシヒカリだったらどこでもいっしょというわけではないのです。
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