お米の美容効果とは
「お肉をたくさん食べても大丈夫」「体重が落ちやすい」等、人気の糖質制限ダイエットの影響からか、「お米=太る」といったイメージを持つ方が増えてきています。例えば、外食の際にごはんは注文せずにおかずのみにしたり、他の食材に置き換えたりなどし、糖質を避けるためにごはんを敢えて食べない方もいます。お米には、体内で糖質へと変化する炭水化物が多く含まれているので、確かに食べすぎると太ってしまいます。しかし、お米には美容に大切な栄養素がたっぷり入っているのも事実です。
また、寝ている間に成長ホルモンが分泌されて肌細胞の修復だったり、脂肪の分解や代謝が行われます。朝ごはんに炭水化物や大豆製品などを食べると、合成した物質が夜になると成長ホルモンの分泌を促します。つまり、朝食が美容の鍵となります。そして、その朝食に最適なのがお米であり、お米は大豆製品の納豆やお味噌汁との相性も良く、糖質の代謝に必要であるビタミンも含まれています。
唾液に含まれている「パロチン」という成長ホルモンは、骨や歯などの再石灰化を防ぎ、新陳代謝を促してくるので、身体の老化を防いでくれる効果があります。お米は、パンや麵類といった他の炭水化物よりも「噛む」必要があり、自然に唾液の分泌も多くなります。お米の糖質は脂質と比べ、優先的に消費される特徴があり、体内に蓄積されないので肥満防止につながります。そして、よく噛んで食べるため、口や顎の筋肉も鍛えられて美しい顔立ちになります。
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