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お米を炊いた後に「蒸らす」とは?

ごはんが炊き上がると、炊飯器が音を鳴らして教えてくれるのではないでしょうか。しかし、炊き上がってからすぐに炊飯器の蓋を開けるのではなく、「蒸らす」作業を終えてから蓋を開けることが重要です。なぜ「蒸らす」かというと、余分な水分を飛ばし、中までしっかりと火を通してふっくらと炊き上げるため。その方法は簡単で、炊き上がった後に蓋を開けずに15分程度待つだけです。

蒸らした後は炊飯器のごはんをしっかりと混ぜることがポイントです。混ぜる時にはしゃもじでごはんを十字に切り、炊飯器の下の方からごはんを潰さないようにひっくり返します。そうすることで、ごはんの間に空気が入り、よりふっくらとした仕上がりになります。

炊き上がった直後のごはんと、しっかりと蒸らしたごはんを比べると、蒸らしたごはんはふっくらとして見た目でも美味しそうです。それは蒸らしている段階で、お米にしっかりと蒸気を吸わせ、余分な水分が釜の中に残らないようにしているためです。釜の中は、火を止めた時と同じく高温状態にしておくことが望ましいため、炊飯器の場合はすぐに取り消しボタンなどを押さずに、そのまま保温にしておきましょう。また、充分に蒸らしを行うとお米の中心のデンプンが消化吸収しやすくなるので、身体にとってもメリットにつながります。

最近の炊飯器には、最初から「蒸らす」機能が付いていることもあります。ですが、混ぜる機能はないため、ご自身でごはんをひっくり返し、ほぐしてからよそることをおすすめします。

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