新潟県の地域とコシヒカリの味について
コシヒカリというと新潟県というイメージが強いのではないでしょうか。南は九州まで栽培されている品種でもありますが、新潟県に絞ってみても地域によってその特性も変わってくるようです。
まずは上越産コシヒカリですが、山々に囲まれた地域で上質な雪解け水を使って栽培されています。また、昼夜の寒暖差が激しいので米の栽培にピッタリの地域で、安定して高評価となっているコシヒカリが生まれています。
次に中越産は米の評価ランキングでも最も高い特Aを安定的に取得している地域です。そしてコシヒカリと言えばこの地域という声も多い魚沼産です。群馬県と福島県の県境にある地域で、豪雪地帯としても有名で、何十年にもわたって特Aランクを獲得している米どころです。ブランド力が高くツヤやかでコシヒカリが持つ美味しさを十分に感じられるでしょう。
下越地方で有名なのは新潟県の最北端の岩船産ですが、少し硬めのしっかりとした粒感があるのが特徴です。硬めのご飯が好きという方との相性が良く、もちろんコシヒカリの持つ美味しさを感じていただけ、その品質は魚沼産に引けを取らないとされています。
日本海に囲まれた佐渡島で栽培されたコシヒカリは、特有の厳しい冷え込みによって甘みがあり粒がそろっているのが特徴です。
こうして、地域によっても多少味が異なってきますのでそれぞれの特徴を知るとより自分の好みに合わせた米選びをしていただけるでしょう。少量ずつ購入して食べ比べてみるというのも良いかもしれません。
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