お米(ごはん)を主食にすると、バランスの取れた栄養摂取が可能
お米(ごはん)はあっさりとした優しい甘みで、味を主張しすぎません。そのため、様々な食材を用いて、様々な味付けをした料理でも合いやすいのがごはんの特徴です。主菜や副菜も合わせやすいので、バランスの取れた栄養の摂取がしやすくなります。バランスの取れた食事とは、エネルギーや必要な栄養素が適切な量の食事のことです。
主食は、主に炭水化物やエネルギーの供給の源となる食品で、お米(ごはん)以外にもパンやうどん、中華麺やパスタなどがあります。しかし、他の主食と比較すると、お米(ごはん)を主食にした場合、脂肪の取り過ぎを防いでくれます。また、ご飯は粒状であるため、ゆっくりとよく噛む必要があり、腹持ちも良くなって血糖の上がり方も緩やかです。
ごはんを主食とした和食の場合、一汁三菜が基本であり理想となります。主食のごはんで炭水化物を摂取し、主菜となる魚や肉、大豆、卵などでたんぱく質や脂質を摂取することができます。副菜の2品では、野菜やこんにゃく等の芋類、きのこや海藻類などでビタミンやミネラル、食物繊維を摂取します。そして、汁物を加えると自然にバランスの取れた食事となり、おかずである主菜と副菜が揃いやすいのも特徴です。また、大皿で取り分けるのではなく、個々にお皿や小鉢などに分けておくと一人分の量も分かりやすく、量のコントロールもしやすくなります。主食、主菜、副菜が揃っていることがポイントとなるので、料理を作る際、献立にこの3つが揃うことを心がけましょう。
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